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「世間体」が襲ってくる無職時代

私は就職活動に失敗し、大学卒業後に無職期間ができたことがあります。
家族は私のことを理解してくれ、支えてくれたのですが、無職の私にとって何より辛かったのは「世間体」の悪さでした。

例えば私は、親戚や昔の同級生と会うことをなるべく回避していました。
「今、何やってるの?」「○○君はどこそこに就職して云々」
恐らく何気なく発せられるであろうこうした言葉を聞くたびに、胃が痛くなる為です。
他にもテレビで無職・ニート・ひきこもりをとりあげた番組を家族と一緒に目にすると気まずさや罪悪感でいたたまれなくなり、何らかの手続きに伴う書類の職業欄に無職と書き込むのは本当に情けなかったです。

どこにも所属していない、肩書が無い、という状況は自分の存在を浮いたものにし、どうしようもなく不安になりました。

毎日鬱々として、ご近所さんを気にして外出も人目を盗み、何をしていても常に漠然とした不安につきまとわれ、なけなしの自信もどんどん喪失して…
まさしく負のスパイラルです。肩身が非常に狭かったです。
ニュースで事件を起こした犯人が「○○歳 無職」と報道されただけで、まるで自分も犯罪者であるかのような気分に陥りましたし、自分が現在無職であることを知っている親戚や知人は「きっと私のことを見下し蔑んでいるに違いない」と疑心暗鬼に苛まれ、そのことに自己嫌悪する日々でした。

現在私は何とか職にありつき「肩書」を得ました(世間様から見たら鼻で笑われるかもしれませんが…)。
しかしそれでも無職時代と比べたら、格段に心の安定が違います。
自分が社会に対して、たとえ末端の微々たる貢献であっても、何事かをしているのだという事実があるだけで、こうも違うものかと思います。
収入や世間体も大事ですが、何より自分自身が健康であるためには、どこかしらに所属するに越したことはない、というのが今私の思うところです。